ベトナムの交通事情は日本とは全く違い、一般市民にとって車はまだ高嶺の花で主流では
なくバイクです。
バイクといったらホンダです(東南アジアの国々ではホンダと言えばバイクを
意味します) が原付、
商業バイク、解りやすくいうとスーパーカブの改良型?で排気量は
50ccから100cc位です。
特にHONDAのドリームと言うバイクは名前のごとくみんなの憧れです。しかし最近ではHONDA
に加え
YAMAHAやSUZUKIの150ccクラスのスクーターがお金持ちのシンボルになっています。
もちろん暴走族もいますが、この国の人達は善く言えば個人主義に徹しており平たく言えば協調性が
ありませんから日本の暴走族みたいに群れる事はなくせいぜい5台位のもので、所詮スーパーカブの
集まりですから見た目の迫力はありません。
彼らは喧嘩を目的とせずズバリお金で暴走族よりも窃盗団と言えます。
おそらく、バイクで全交通量の90%を占めているでしょう。ホーチミンとは昔プチパリ戸呼ばれた
サイゴンで現在、公称500万人実状800万以上(友人の推測)の都市で日本であったら大阪位の
大都市です。言わずとしれた交通ラッシュや渋滞が朝夕の通勤帰宅時には頻繁に起きます。
しかし、それらはバイクで起きるのです。片側二車線の道路がバイクでぎっしりと埋まるなんて日本で
生活していた時は想像もできませんでした。
そして恐るべき事に個々のバイクドライバーがラッシュ時の流れの中で自分勝手な運転をしているのです。
まずウインカーを使う人達はほとんどいません、それどころか急ブレーキ、斜走、本当に強引な割り込み、
本当―に強引な左折(右側通行です)、本当に自然な反対車線の逆送、信号無視、信号の見切り発車、
突然道を渡る歩行者など例を上げればきりがありません。日本だったら1日で免許は無くなるに違い
在りません。特に、道の真ん中を二台で並走しながらテレテレと話をしながら走っている奴等。
彼ら全て後ろから来る人
の事など全く無視というか考えてもいません。逆に人のことを考えていたら
そんな運転はできないでしょう。だから事故は当然頻繁に起きています。
もし事故が起きた時、双方がそれぞれ自分の言い分を当たり前のごとく言い合い、あげくは殴り合いの
喧嘩になることも至極当然の事で、それでも決して自分の言い分を変える事は無いし絶対に謝りません。
負けると賠償金(3000円位、大きい事故では10000円位)を払わなければいけないと言う事情も
あります。
その金額は一月分の収入に匹敵します。
観光で来られる方はタクシーが無難でしょう、シクロ(人力車)、セオム(バイクタクシー)と
言った安い?
交通手段も在りますが、まず値段交渉から始めて、乗って、着いて、
それから又値段でもめる事が
殆んどです。それらの値段は1km以内で10000ドン以内、
5km位で20000ドン位です。
数年前日本領事館に行った時「シクロでモメタら金を払わず
逃げなさい」と張り紙が在りました。
タクシーで行っても40000ドン位ですのでエアコンの値段を考えてもお得で
安全です。
しかし油断はできません、メーターは全てドン表示ですが悪質な
やつ等はこれはドル表示だからドルだ
とか、メーターの10倍の値段を請求
してきます。
その時はメーターの金だけ渡し無視して降りれば問題ありません。 |